砂遊びガイド

お父さま・お母さまへ

お砂遊びのススメから、お砂場の安全性と予防策までをご紹介。

お砂場遊びはこどもの必須科目!
幼児期のこどもは砂丘(スポンジ)のようにいろいろな事を吸収する時期。
詰め込みによる教育ではなく、遊びの中で創造性、社会性を自然に身につけていく事が望ましく、この頃の教育が人間形成の基礎になると言われています。
創造性、社会性の両方を育む遊び・・・お砂遊びは、アメリカの哲学者ロバート・フルガム氏に『人生に必要な知恵はすべて幼稚園の砂場で学んだ』と言わせしめたほど、こどもにとっての必須科目なのです。


五感を使って遊ぶ
創造性を育む遊びといえば、積み木やブロック遊びを思い浮かべるでしょう。確かにどちらも創造性を育てますが、家の中での遊びは季節感や開放感を体験することはできません。
たとえば、お天気の日の砂は暖かく、指の隙間からサラサラとこぼれ落ちていきます。お山を作ってトンネルを掘ろうとしても、そんな日のお砂ではうまくいきませんよね。そんな時、だれが言うでもなく、子どもたちは砂に水を混ぜトンネルを掘ろうとするでしょう。
乾いた砂、湿った砂、温かい砂、冷たい砂の感触の違いを手や裸足で感じ、そして五感をフルに動員して遊ぶことができるお砂場遊びは、こどもの創造性や考える力、情緒を育てます。


公園のお砂場は子どもたちの社交場
今では、お庭にお砂場セットがあるご家庭も見られますが、やっぱり公園の大きなお砂場は、子どもたちにとって同年代のお友達と接することのできる社交場です。
その中で、おもちゃの取り合いや譲り合い、共同でひとつのものを作り上げていくといった社会性を知らず知らずのうちに身につけていきます。
お父さま・お母さまも経験がありませんか?
お砂場でひとりで作り始めたものが、いつの間にか集まってきた子どもたちとの大作になった事・・・。


あれもダメ!
これもダメ!!の日常にバイバイ!

最少のパーツ(砂の粒)を思いのままに作り上げる。工程の途中で自由に作り替える。失敗したら、なぜそうなったかを考える。今度は、うまく作ろうと努力する。
それぞれが作品にこだわりを持ち、それを完成させることで自主性や積極性を養い、やり遂げることの達成感を体験します。
また、お砂場の作品は枠にはめて批評されたりしないため、自由な発想でのびのびと個性を発揮できます。
日常ではタブーとされている「破壊」という行為を思いっきり体験できるのも、お砂場遊びの醍醐味です。



お砂場ってキレイなの?
最近、お砂場の安全性(衛生面)が問われていますが、どうなのでしょう?
お砂場の寄生虫や細菌感染が増加し、犬や猫の排泄物がその原因と言われています。
実際に、それが原因で手足口病などに感染する例も少なくありません。
だからと言って、それを理由にお砂場遊びを禁止するというのは、とても残念な事です。
お砂場の実態を知った上で、お父さま、お母さまが感染を予防し、こどもたちに思いっきりお砂場遊びを体験させてあげて下さい。

お砂場遊び安全対策
お砂遊びの後は、石鹸で手をよく洗う
いつも、ツメを短く切っておく
指しゃぶりをさせないこと

砂場に動物を入れない
(フェンス・ネット・シートなど)